犬を飼うのに必要なものは道具ではなく「しつけ」だった
ずっと憧れていたチワワとの暮らし。
何度もペットショップに足を運び、ついに迎えた4ヶ月の男の子。
色も性格も理想とは違ったけれど、目が合った瞬間、なぜか「この子だ」と思った。
迎え入れるあたり、「犬を飼うのに必要なもの」を調べ、ケージやクレート、おもちゃや首輪など必要なものは全てそろえた。
万全の態勢で子犬を迎え入れる準備をしたつもりだった。
だけど、迎えたその日から違和感が募った。
小さな体で、こちらの動きを常に追い、目が合えば飛び出してくる。
寝ているはずなのに、ほとんど眠っていない。
興奮しやすく、神経質で、片時も目を離せない。
毎日が緊張の連続で、心臓はバクバク。ついには精神安定剤を頼るようになってしまった。
以前の子はもっと落ち着いていて、猫のように気ままで、愛らしかった。
でも今回は違う。構ってアピールが強すぎて、まるで自分の心が侵食されていくようだった。
「なんであのとき、もっと慎重にならなかったんだろう…」
そんな後悔が胸を締めつける。
だけど手放すなんて選択肢はない。
この子を、ちゃんと愛したい。けれど今はただ、疲れてしまっている自分がいる。
毎日が限界だった。心も体も休まらない。
そこで、私は本やネット、しつけ動画を片っ端から調べ、プロのしつけ術を真似してみた。
「アイコンタクトが大事」「無視して落ち着かせる」「吠えたらケージへ戻す」
どれも理屈は納得できた。でも、実際にやってみると、うまくいかない。
ケージに戻せば、今度はずっと遠吠え。
無視すれば、部屋中を駆け回り、物を噛み散らかす。
アイコンタクトなんて夢のまた夢。
少しでも視線を外すと、不安そうに鳴きはじめ、私の動きに怯えるような仕草まで見せるようになった。
「もしかして、私のせいでこの子をもっと不安にさせてるの？」
そう思ったとき、涙が出た。
頑張ってるのに、全部が裏目に出る。
どのアドバイスも「うちの子」には通用しなかった。
このままでは、私の心が壊れてしまう。
もうどうしていいのかわからなかった。
誰に相談すればいいのか、何が正解なのか。答えが見えないまま、ただ途方に暮れる日々が続いていった。
そんなある日、同じく犬を飼っている友人から言われた。
「それ、あんたの教え方が悪いんじゃなくて、“伝え方”が合ってないだけかもよ？」
そのときに紹介されたのが、イヌバーシティという教材だった。
正直、「また教材か」と思った。
でも、もう他に手がなかった私は、半ばすがるような気持ちでイヌバーシティのオンライン動画を視聴し勉強をスタートさせた。
「これなら、うちの子にも届くかもしれない」
動画メインで構成された内容は、驚くほどわかりやすく、ひとつひとつの行動にちゃんと“理由”があった。
私は半信半疑ながらも、最初のレッスンから始めた。
最初の変化は「吠え」が減ったことだった。
今までは何をしても止まらなかったのに、私の対応が変わると、あの子の反応も変わった。
「わかってもらえた」という表情を浮かべることが増えた気がした。
次第に、アイコンタクトも取れるようになった。
私の目を見ると、嬉しそうにしっぽを振る。
夜は安心して眠り、私の帰宅にも落ち着いて迎えてくれるようになった。
何より、私自身が変わった。
「ちゃんと伝わる」「愛情が届く」その実感が、自信へと変わっていった。
もう怒鳴る必要も、泣くこともない。
そこには、以前とはまるで違う、信頼でつながった私たちの関係があった。
イヌバーシティは、ただ犬をしつけるための教材じゃなかった。
私にとっては、「この子と心でつながる」ための道しるべだったのだ。
もう怒らなくていい。もう悩まなくていい。
あなたと愛犬が、もっと深くつながる方法がここにあります。
今すぐ「イヌバーシティ」で、信頼と愛情に満ちた毎日をはじめてみませんか？