電気代が高く暖まらないオイルヒーターは必要?
赤ちゃんがいるので安全な暖房器具を探しているんだけど・・
乾燥も防げて優しい暖かさの暖房器具がいいわ・・
エアコンと石油ファンヒーターは臭い、ホコリが舞うのが苦手で・・
このような方が選ぶ人気な暖房器具がオイルヒーターです。
オイルヒーターを使えば、確かに上記の悩みは全て解決するでしょう。しかし、
オイルヒーターの電気代が気になって・・
暖房効率、暖まりが悪いって聞いたけど・・
あなたも、このような理由でオイルヒーターの購入を躊躇していませんか?
詳細は後述しますが、オイルヒーターのデメリットで噂される電気代が高すぎる、暖房効率や暖まりが悪いは本当です。
いくら乾燥防止など生活環境の問題が解決しても、電気代が高いわりに暖まらないオイルヒーターを購入する必要はあるのでしょうか?
本記事ではオイルヒーターの致命的なデメリットに触れた後、問題の解決策をご提案しますのでぜひ、ご参考ください。
オイルヒーターの致命的デメリット
悪い口コミも多いオイルヒーターですが、致命的なデメリットは「①暖まりにくくすぐ冷えるのに、②電気代が高すぎる」。
この2つに尽きます。
①暖まりにくくすぐ冷える
そもそも、ヨーロッパで主に使用されているオイルヒーターは、日本では不向きと言わざるを得ません。
えっ!?どうして?
ヨーロッパの電圧は基本的に200Vで、日本と違いオイルヒーターの暖房パワーが強力です。
しかし日本は100Vなので、本来の半分程度のパワーの物しか使えません。
また、ヨーロッパの家屋は断熱性が高く、熱が逃げないためにそれなりに暖まります。
日本の家は夏の暑さに対応するため気密性が低いからね・・
暖房効率がすこぶる悪い
オイルヒーターはすぐに部屋を暖めることができません。
部屋の広さにもよりますが、オイルヒーターが暖房器具として機能するには1時間程度必要です。
特に、立上げ当初は大きな消費電力が必要となります。
なぜ、そんなに暖かくなるのに時間がかかるの?
温風が出ずヒーター本体が発熱し、輻射熱を放熱するようになるまで時間がかかるからです。
暖房効果が簡単に失われる
また、部屋の出入りによる冷たい外気が流入すると、暖房されている部屋はすぐに冷やされてしまう特徴もあります。
オイルヒーターは気密性の高い部屋で使用するのが原則で、すきま風などが吹き込む環境では暖房効果がとても悪くなります。
このため通気性の良い木造戸建住宅などでは、オイルヒーターの暖気がすぐに失われてしまい、十分な暖房効果は期待できないでしょう。
②電気代が高すぎる
実際、オイルヒーターのリアルな電気代はどれくらいになるの?
あなたがエアコンで暖をとるとします。6~8畳サイズのエアコンで1時間あたりの電気料金は17.6円です。
一方、オイルヒーターは上記の理由で1000wでも十分には暖かくなりません。
暖まるのに時間がかかることや、部屋の出入りですぐ温度が下がることを考慮すると、1300w程度の消費電力が必要でしょう。
したがって消費電力を1300wと想定し、電気料金を計算すると1時間あたりの電気料金は34.2円になります。
なお、1日あたりの電気料金はいずれも、毎日12時間使用した場合を想定しております。
電気料金/時間 | 電気料金/日 | 電気料金/月 | |
---|---|---|---|
エアコン | 17.6円 | 211.2円 | 6,336円 |
オイルヒーター | 34.2円 | 409.8円 | 12,294円 |
電気料金1kWhあたりの目安単価(2023年6月以降)は関西電力:26.27円を採用。
エアコンはダイキン製 6~8畳用、オイルヒーターは8畳用で計算すると以下の表の結果となります。
消費電力 | 採用消費電力値① | kW換算 ②=①÷1000 | 電気料金/h ③=②×1h×26.27円 | |
エアコン | 125~1220W | 672.5W | 0.67W | 17.6円 |
オイルヒーター | 600~1500W | 1300W | 1.30W | 34.2円 |
エアコン使用時より、+6,000円と月の電気料金が2倍程度上がる結果になります。
Yahoo!知恵袋でオイルヒーターの電気代口コミを見ても、このシミュレーション結果が概ね妥当であることが分かると思います。
オイルヒーターの電気料金口コミ
電気代が前年同月比6,000円近くアップしてました
翌月の電気の検針日に電力会社の方が「こんなに使ってますが?」ってビックリして問い合わせがありました。今の倍ぐらいにはなると思いますよ
オイルヒーターは子供が遊ぶ部屋なら良いのでしょうが、とにかく電気代2倍になります。夏のエアコンの比じゃないです
オイルヒーターの欠点を解決するヒーターは?
部屋も暖まらないし、ちょっとこの金額じゃ無理ね・・
実は、オイルヒーターの優れた点を引継ぎ、かつ、オイルヒーターのデメリットを解消できるケノンヒーターという暖房器具があります。
以下、ケノンヒーターとオイルヒーターを比較していきますのでぜひ、ご参考下さい。
オイルヒーターのメリットは全て備わっている!
まずはオイルヒーターの優れている機能が、ケノンヒーターに備わっているか表を作成してみました。
ケノンヒーター | オイルヒーター | |
---|---|---|
乾燥防止 |
部屋が乾燥しない |
部屋が乾燥しない |
静音性 |
作動音が静か |
作動音が静か |
火事や火傷リスク |
リスクなし |
リスクなし |
メンテフリー |
メンテ不要 |
メンテ不要 |
臭いやホコリ |
臭いやホコリに困らない |
臭いやホコリに困らない |
温風 |
温風が出ない |
温風が出ない |
すごい!!全く同じだわ・・
ケノンヒーターの電気代ってどうなっているの?
ケノンヒーターとオイルヒーターの電気代比較
ケノンヒーターとオイルヒーターの電気代のシミュレーションをしてみました。
前提条件はこれまでどおり、オイルヒーターは暖房効率等のデメリットを加味した状態で試算しております。
電気料金/時間 | 電気料金/日 | 電気料金/月 | |
---|---|---|---|
エアコン | 17.6円 | 211.2円 | 6,336円 |
オイルヒーター | 34.2円 | 409.8円 | 12,294円 |
ケノンヒーター | 26.3円 | 315.2円 | 9,457円 |
細かい計算根拠を知りたい方はBOXをclickしてご確認ください↓
※前提条件はこれまで同様
消費電力 | 採用消費電力値① | kW換算 ②=①÷1000 | 電気料金/h ③=②×1h×26.27円 | |
エアコン | 125~1220W | 672.5W | 0.67W | 17.6円 |
オイルヒーター | 600~1500W | 1300W | 1.30W | 34.2円 |
ケノンヒーター | 500~1500W | 1000W | 1.00W | 26.3円 |
1日12時間稼働すると想定した場合、ケノンヒーターはエアコンより月の電気料金は3000円ほど高くなりますが、オイルヒーターより3000円ほど安い結果となります。
なるほど!後は、オイルヒーターのデメリットが解消できるかが問題ね・・
ケノンヒーターはオイルヒーターのデメリットが解決できる!
電気代以外のオイルヒーターのデメリットは、①即暖性に欠ける、②保温が悪い、③広い部屋には不向きです。
これらを比較表に入れてそれぞれ見てみます。
ケノンヒーター | オイルヒーター | |
---|---|---|
即暖性 |
両面遠赤外線+両面輻射熱+自然対流のトリプル暖流によってオイルヒーターより確実に早く部屋全体が暖まる。 |
1時間連続運転しても、オイルヒーター本体が暖かくなる程度。部屋全体が輻射で暖まるのは2~3時間後。 |
保温 |
輻射熱と自然対流で部屋全体がすぐ暖まるため、冷たい空気が部屋に入って温度がすぐに下がらない(下がってもすぐ元に戻る)。 |
人の出入りで冷たい空気が部屋に入ると、全体の温度が下がってしまうため、中々、元の暖かさに戻らない。 |
広い部屋 |
最大、11畳 |
暖房効率を考えると8畳以下 |
本当だ!オイルヒーターのデメリットが解決できる・・
ケノンヒーターはどんな属性の暖房器具?
部門でいうとパネルヒーターに属しています。
じゃあ、パネルヒーターを探せば、他にもいろんな種類の製品が見つかるのね!
いえ。一般のパネルヒーターは以下のようなデメリットがあります。
・パワーがないので広い部屋には不向き
・部屋を暖めるまでに時間がかかる
オイルヒーターのデメリットと同じね・・
ケノンヒーターはそのデメリットを、トリプル暖流という特許を取得したパネルヒーターの中でも唯一の製品です。
ケノンヒーターの3つの問題点
ケノンヒーターにデメリットはないの?
はい。ケノンヒーターにも以下の3つのデメリットがあります。
1:購入金額が高い
2:ボタン音が大きい
3:スイッチONタイマー機能がない
1:購入金額が高い
ケノンヒーターの販売金額は「税込み送料無料で79,800円」です。
1万円台からあるオイルヒーターと比較しても、その価格の高さは際立っています。
調べてみるとAmazonでは取り扱っていませんし、楽天でも値引きはされず79,800円です。
しかし、口コミを見てみると値段以上の価値を感じている方が多いことが分かります。
キャスターもあるので、お風呂を上がったあと自室に持ち込んで今度は寝室暖房にという使い方もできそうで、値段に見合うかそれ以上の価値がありそう。
本当に静かです。乾燥もしない。
つけっぱなしで寝てた時にも喉の不快感はありません。
高価な物ですが、買って良かったです。
2:ボタン音が大きい
ケノンヒーターは作動中は本当に静かですが、設定するときの操作音が大きいようです。
一度暖まると、じんわりした暖かさが続きます。値段はしますが買って良かったです。ただ、ボタンの音量がなかなか大きいので、その点だけ改良して欲しいなと思いました。
操作時の音量を変えられるようにして欲しい。可能なら音量を半分か0にして欲しい、せっかく静かに動いてくれているので。
音量の調整機能もないようなので、操作音が苦痛に感じられる方は、購入を控えた方がいいかもしれませんね。
3:スイッチONタイマー機能がない
ケノンヒーターは自動で停止するオフタイマー機能がついていますが、逆に自動で稼働するオンタイマー機能は備わっていません。
静かだし、しっかりしたキャスターのお陰で動かすのも楽。見た目も高見えするデザインで、色も含め思いの外部屋にとけこんでいます。お手入れも簡単そうでよかったです。オンタイマー機能があったらもっとよかった。
電源のOFFタイマーだけでなく、ONタイマーを追加して欲しい
帰宅時に部屋を暖めておきたい方などは、これ1台では難しいかもしれません。
エアコンの自動オンタイマーと併用し、帰宅時にケノンヒーターに切り替える等の対策で解決できそうです。
寒い冬も家族が快適に過ごせる環境を!
想像してみてください。
一つのヒーターで部屋の乾燥を防ぎ部屋全体が均一に暖かく、子供たちが冷たい床で遊ぶことなく、安心して遊んでいる状態を。
朝、窓の外は冷え込む風が吹き抜ける寒い一日でも、リビングは暖かく家族全員が快適に過ごすことができています。
以前は家族が寒がり、何度も暖房の設定を変える手間や、部屋の一部が暖かくても他の部分が冷たいという温度ムラに悩まされている方もいらっしゃると思います。
しかし、ケノンヒーターのおかげで、そのような悩みはすっかり解消されるはずです。
オイルヒーターをご検討の方は、ぜひ、ケノンヒーターも検討してみてください。
きっと、ケノンヒーターは家族が快適に過ごせる環境を作り出す強い味方になってくれるはずです。
ケノンヒーターの口コミ
即暖ではないですが、温度調整を「中」で使用したところ、1時間もするとじんわりと20畳ほどの部屋全体が暖かくなります。
去年、別の遠赤外線ヒーターを購入しましたが、寒がりの家族には不評で、結局暖房とヒーターの2つ使用で電気代も高くなりました。
このヒーターは高額ですが、しっかり暖まるので、一台で家族も大満足です。
場所も取らずコンパクトで、デザインもシンプルで部屋になじみます。乾燥もしないということで安心して使えて、冬に大活躍しそうです。
高額なので購入にかなり迷いましたが、とても良い買い物ができたと今は満足し、すっかりお気に入りです。
エアコンの風が苦手なため、オイルヒーターなど様々な商品を探しておりこちらに辿り着きました!
リビングで使用しているので、初めは暖房と併用していますが、途中で暖房を切ってもポカポカと暖かさが続き購入して良かったなぁと思っています。
寒い季節になると乾燥、温度差やエアコンで咳込むことが多い娘に、何かいい暖房器具はないかと探していたところケノンヒーターを見つけました!
オイルヒーターは手頃なお値段のものが多く数ヶ月悩みましたが、ケノンヒーターのレビューを拝見して大変よかったのが決め手です。
子供部屋で使ってみましたがじんわり部屋全体が暖かいかんじで勉強机に座る子供達が足元も暖かいと喜んでおります。
もう少し寒くなれば寝室にも移動させて使う予定です。操作部分もシンプルでわかりやすく使いやすいと思います。これからさらに活躍してくれそうです!
赤ちゃんが生まれたので、安全第一で、乾燥せず、静かに使える暖房を探していました。
じんわりと部屋の室温を底上げしてくれるようなヒーターです。急速に部屋の温度を上げてくれるわけではありませんが、ぽかぽかと心地よい暖かさ。
寒冷地のためこれから一番の厳冬期になる所ですが、1月初旬現在は今のところ暖かく使えています。乾燥も気になりません。高い買い物でしたが、概ね満足です。